禁断のDSGギアを試してみる

2021年6月2日

デュアルセクターギア、言わずと知れた初心者お断りの代物。
数々の先人たちが一喜一憂していった（と思う）特殊なギアですね。

私の中では「秒間60発はいいぞ～！」という超ハイサイおじさん？　が好んで使っているイメージ。（結構な偏見かもしれませんが）
ちなみに私は「バイクでサバゲーはいいぞ～！」というバイクサバゲーマーおじさん。（今年で13年目）

以前に買っていて今まで放置してたSHS製DSGギア。
種類が色々ありますが、これはノーマルギアタイプの8枚歯×2の単品販売モデル。
加工されたタペットプレート込みでお値段￥2470

メカボは11.1v化カスタムで試作した物を使いましょう。
ピストンのAOE調整も似た感じでいけそうだと思うので。

ピストンヘッドは金属製から樹脂製へ戻しました。
シリンダーが収まるメカボ四隅も削れば耐久性が向上するらしいのですが、信憑性に疑問が残ったので今回は見送り。

ポン付け。
確か参考にした動画だとピストンのラックに引き終わりセクターギア3枚がかかった状態でノズルが前進してました。
タペットプレートに加工が必要ですね。

こんな具合かな。
タペットプレート下側をセクターギアの軸付近まで切って、タペットプレート上側も少し削ってノズルの開放時間を遅らせてみました。
この加工は正解が無いらしいので「トライ＆エラー」で試行錯誤するしかない模様です。

フルオート時/秒間30発くらいまでならあんまりシビアにならなくても良いそうなので控え目でやりました。
タペットプレートを戻すスプリング(リターンスプリングかな？)も3巻き程カットしました。

スプリングは悩んだんですが、フルシリンダーなのでM110相当を使用。
使用するインナーバレルが内径6.05mm/全長229mmなのでどうなるかな？

モーターは中華の謎モーター。
ゴールデンイーグルCAR-15に入っていた物です。
いきなりトルクモーターとか使うのは怖すぎるのでお試しで。

緊張の試射タイム。
バッテリーは7.4v 20Cリポ、BB弾はマルイ0.2gバイオ弾。
ちょっと初速が低めでしたが、ちゃんと給弾して動きましたね。
7.4vなのに電子トリガー銃みたいにトリガー引いたらすぐ弾が出るので驚きます。

フルオートは秒間19発。
私はフルオートはあまり使わない（レギュレーション上使えない）のでサイクルは気にしません。
給弾はどうでしょうね、多分間に合っていると思うんですが。

スプリングをM120に変更と共に、モーターもトルクタイプへ変えてみました。
思ったほど初速に変化が無かったのですが、トルクモーターにしたことで更にセミオートのレスポンスがUPしました。
丁度、ノーマル電動ガンを11.1vでドライブさせた程度。（11.1v電子トリガー銃には負けます）

余っていたハンドガードを装着。
アウターバレルが短すぎてインナーバレルが途中から丸見えになってます。
ドルフロHK416仕様（2019/03/31版）からサプレッサーを頂戴してSD仕様っぽくしてごまかす予定。

□感想□

形にはなりました。
もう少し初速を上げるためにM140スプリングを入れるか悩み中です。（M130は手持ちが無い）

素人組み込みなので、そのうち不具合等出てくると思うので気長に見ていきます。
それにしても、セミオートのレスポンスが気持ちいいですね。
電子トリガー銃では無いので指切りに若干遅れは感じますが、通常電動ガンと比べると格段に違いますね。
11.1vで回したり、電子トリガー入れたらどうなるんだこれ？

参考までに、作業時間は加工も含めて30～40分程だったりします。
前もってカスタムしたメカボなのでほとんどポン付けだったので割と楽でした。

………
……
…

え、なんか床に落ちてたんだけど。
セクターギアのシム？

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