12月のサンタ作戦のレポートをようやくアップした。いや、正確には私は校正・編集とhtml化の作業をしただけで、ベースは同志金子の筆によるものだ。

http://www.geocities.jp/chungping/rpt12_12_09.html

さすがに最近は歴史群像を定期購読し始めたせいか、文章が以前と比して格段に上手くなっている。
それは読者諸氏も一読して感じた事と思う。

最近はブログやチャットやらといった、書き殴り言いっぱなしで文法が変でも日本語表現が単調でも誰も意に介さない様な文が氾濫しているせいで、ちょっとした書き物でも読むに耐えない物が多いように感じる。
かつて文語に対し話し言葉をそのまま書き連ねる形で口語体ができたはずなのだが、今や川端康成や井上靖の小説ですら文語調の様に感じる程、ネットで飛び交う文章とのかいりが生じている様に思っていたところであったが、今回の原稿を受け取ってまだまだ我が軍メンバーは捨てたもんじゃないな、と思った次第。
やっぱり、良い文章書きたかったら良い文章を読まなければダメだ。
それも、小説1冊読んだらそんな小説が書ける様になる訳じゃあない。ある程度の量の蓄積があって初めて出来る事だ。

そしてまた、纏まった文章を書くってのは結構頭を使う。
全体の構成に目を配らなくては頭でっかちだったり尻切れトンボになったりしてしまうし、個々の表現も数多ある類似表現の中から、このシチュエーションでは何を使うか、を的確に選択しなければ、単にあったことを羅列する位は出来ても人の心に何かを残す事は出来ない。

この辺の、全体のバランスと個々の動き両面に気配りが出来る奴ってのはゲームの構成にも似た部分で、だから文書の上手い奴(単に笑わせるだけのは上手いとは思わないぞ)はきっとゲームでも良い動きが出来ると思う。
開始前に彼我の戦力を踏まえてきちんとした作戦を立て、戦闘開始後は瞬間々々の臨機応変さをもって戦闘の1つ1つを制覇していく。
どちらも似たような要素を含んでいるからだ。

前にもちょっと書いたかも知れないが、単に更新数だけを目的に読んだ後なにも残らない様な内容で読者の目を汚すような書き物は、当ブログで行うつもりはさらさら無い。
我輩が目指すのは「数」より「濃さ」で、電動箱マグMINIMIでで浮かれている跳ねっ返りを10m先の左後ろ45度からモーゼルでヘッドショットする様な気付きのあるネタを今後もぼちぼち上げていくつもりである。

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