思いついたらサバゲにおける心得・お作法的な考えを述べていくこのシリーズ、今回は、ゲームにおけるフラッグの扱いについて考えてみたい。

我が人参軍では、フラッグが取れる機会があっても、必ずしも取るとは限らない。
人によってはこれも、「取るのが勝利条件だから取らなきゃダメだ」とか「サバゲってのは旗を取り合う遊びだ」という固定概念を持っている奴がいる様だが、我々的にはこれも、空気を読んでやるべき事との考えがある。
皆が楽しく銃撃戦を展開しているところを、旗を取ることによって終了させてしまうのが良いか、どうか。
良い感じで撃ち合いができて、全滅するかさせるかしのぎを削るバトルが楽しめているなら、我々的な勝利条件は敵交戦兵力の全滅だったり、戦略重要拠点の確保・維持と考えそれを達成出来たかどうかを(勝手ながら)勝敗の判断基準とする事もある。

逆に、とっとと旗を取りたい場合。例えばごく少数のゲーマーが散在して接敵もせず、無駄に時間だけが過ぎていく時、あるいはどうしようもなく歯が立たない強敵を相手にして、いいようにいたぶられてしまっている時、そんな時はさっさと旗をとってしまう。
フラッグゲットを、合法的にそのゲームを終わらせる術として、或いはハンデの1つとして利用する。

ルールに縛られるのではなく、ルールの中で自分達が満足出来る戦いを楽しむ。
そしてそれが敵側でも面白かったと認識してもらえる事。
それが人参軍的「サバゲのルール」なのだ。

人参解放軍公式HP「人参日報」
http://hw001.wh.qit.ne.jp/broomhandle

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コメント 5

これ以上ありません。

のり

のり

敵側でも面白かったと認識してもらえる事

これがとっても大事なことですよね。遊びだからね。

旗取りが目標なんで基本は目標達成を第一としますけど、
なんか違う方向で盛り上がってる時(特に身内で遊んでる時)なんかは、
迷わず楽しい方に向かっちゃいますね。だって楽しいから。

相手フラッグが手に取れる位置から相手の背中に向かって大声で挑発してみたりとか、ね。それでやられてもきっと楽しい。お互いに。

楽しんだモン勝ちとはよくいうが、本当に勝ちなのは
敵も味方も、当然自分も楽しませた者が真の勝ち!でしょ。

市川 真夜

市川 真夜

一般(CIMAXやユニオンといった初心者参加型)の定例会では
どうしたって人数的な問題や戦術的にも膠着する場面が多く
それを打開する為の選択肢として、という位置付けなんでしょうね。

「お互いが全滅するまで戦ってもらいます」だと
時間と人数の管理でえらいことになりますし(貸切幹事の経験より)。

紅中兵

紅中兵

のりさんいらっしゃい。

そうなんですよ。敵味方共に楽しくないと、単なる独りよがりですからね。
例えば敵が結構手ごわくて、ガチで行かないと全然歯が立たない・・・っと誰もが思っている時に友軍側でコスプレまがいのゲームそっちのけな集団がいてまともに戦闘に参加してくれない、とか。
本人達は楽しいのかも知れないけど、その他の皆さんはしらけてたり、っていうのはこの「双方で楽しかった」ではないクチと思ってます。

我々も旗掲げて突撃とかやっちゃいますが、1発芸に留めてあまり続けてはやらない様にしてますし。
寧ろ装備はコスプレ系に近いかも知れないけど、ゲームはがっつり作戦立てて、どんな相手であれ勝ちを諦めないで戦いに臨んでます。

交流戦でも、我々も帰り道興奮冷めやらない位に楽しめたゲームで、相手チームさんからも「この前のとても楽しかったよ」と言って頂けた時。

それこそがサバゲ冥利に尽きると言えますね。


市川 真夜さんいらっしゃい。

何か勘違いされているようですが、私はフラッグ戦を否定してはいません。
(それとも、私の文章が難しすぎたのかな?)
「決着がつかない時は旗取っちゃうのはアリ」と明示してます。

まあ、個人や初見のゲーマーが集まるフィールドの定例会では、膠着云々よりもフラッグという目標を示す事で個の集まりに過ぎない集団の行動に一定の方向性を与えるのが主な目的ではないですかねえ。

のり

のり

まー定例会とかはさ、しゃーないよね。
自分はもう定例会には自分から行く事は無いなー
付き合いで年に2回位行くかな?程度ですわ。

フラッグという目標を示す事で個の集まりに過ぎない集団の行動に一定の方向性を与えるのが主な目的

ってのはスゴく理解出来る。それでどうにか同じ方向を向かせる為の一助にはなってると。
それすら関係ない人もいるけどねー!

それでも自分たちの主催でやってる交流会の時には、そういった「別次元のサバゲの楽しみ方」ってのを感じて欲しいとやってますよ。

知らない他人同士でも、作戦を立て、役割分担をし、時間と戦況を見ながらみんなで旗を獲るために各自が動くと面白いんだよー、とか。

最後の最後、相手の防御が硬くても頭数揃えて突撃するとイケる&蜂の巣になってやられてもあとの味方が獲ってくれれば達成感すごいでしょ?とかね。

もちろん最後は全軍の先頭に立って逝きますww
自分が目の前でそれをやって、楽しんでいるのをこれでもかと魅せつけてやることで「コッチ側」に引き込んでやろうとしてます。
「こ、こんな楽しみ方があったのか!!」って、ね。
一度ハマったらもう普通のゲームは出来ないぜ!!


サバゲのその1日が、充実した記憶に残るようなものになるかどうかは、全て演者である参戦者すべてのサービス精神こそに懸かっていると思うんだ。

そんな連中だけ100人くらい集めてやったら・・・一生モノだね!

紅中兵

紅中兵

>のりさん

まあ定例会は定例会の楽しみ方があります故・・・
えっ何を楽しみにしてるかって?それは秘密々々。

我々も、作戦を立てたりチームメンバーで役割を決めてそのミッションを遂行したりというのは定常的に実施してますね。

1人では無理な事でも、皆で連携すれば達成する事が出来る。

最後の1人をフラッグまで到達させる為に、1人また1人と倒れていき、でも最後にフラッグをゲット。しかもそれがサバゲ初体験の参加者だったりして・・・(実話です)

そうやって、楽しい思いしたなぁって思ってくれた人が今度は別の人を楽しませる為に協力してくれる。

それがあるから私も、常に新鮮さを持ってサバゲを続けられるんだと思います。

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