早いものでもう10月も半ば。ちょっと前まで熱中症対策をどうこうしていたのに、暦の上ではもうぼちぼち越冬の心配をしなければならない様な季節到来だ(注:通年ガスガン使いにはこれからきびしくなるんです)。
世間ではキャンプ用品店でもスキーやらスノボやらをメインに切り替え出したりして、ふと表題の様なタイトルの映画を思い出したもんだから今日はこういった視点から徒然なるままに語ってみたい。

ここ最近の数年で、有料フィールドの数がぐっと増えた。特に千葉方面はインドア・アウトドア共に結構な数が林立し、そのうちの幾つかはかつて私がミタカに大本営を移す前に居住していたチバ物資集積所から自転車行軍が余裕で可能なところにあり、今でもそっちに住んでいたらフィールド定例戦なんか頻繁に参戦出来たのに、と思う。だって交通費ゼロだよ!
まあそれは裏を返せば都内とか他県からだとちょっと不便なところ、って事であり、特に車がないと大変そうな立地のところが多い。それもまた、その位のところじゃないと土地代が・・・っていう裏がある訳だが。
そんなこんなはあるにせよ、宅地造成や道路拡張等で軒並み我々が建軍当初に出没していたフィールドは既になくなってしまっており、最近でも年に数件、友好チームさんより「フィールドが使えなくなってしまいました。遺憾ながらもはやこれまで!」みたいな連絡を頂く状況では、使用料の負担はあるにせよ安心して使える整備された遊び場が存在するというのはありがたい事だと正直思う。

特に助かるのは、トイレと給水施設だ。長年やってきてゲーム進行以外で気を使うのはこの2点だった。
トイレはまあ、だいたいの場所を決めて「その辺でやっといて」でも良いのだが、女性参加者がある時には流石にオープンエアって訳にもいかないんで、ブルーシートで完全包囲した空間を作りかつ普段使っているエリアとは違う方に設置して「間違って行っちゃった」という男性ゲーマーを完全遮断する様にしたものだ。
この点に関しては、ウチ以外でここまでやってるところを見たことが無いので、他チーム以上の水準を提供していたと思う。
(ちなみに他所で女性ゲーマーにどうしているのか聞いたところ、「フィールド入りする直前に済ませて駅とかに帰って来たらまたすぐ行く」とか「フィールドにいる間は我慢する様にしてる」とか、結構かわいそうな状況だった。でも、それでも参加したいと思うくらい楽しいって事なんだよね)

もう一方の給水施設だが、これは人参軍的ソリューションとして、「各自幾らかずつの水を持参」というのをお願いしており現在では完全に定着している。水は調理用だけでなく、食後の洗い用、そして今年の夏みたいなゲロ暑の時期には脱水症状防止の為に持参した飲み物が終わってしまった同志(人参軍メンバーだけでなく、他チームであっても)への供給用として、有効に活用している。勿論、汚れた際の手洗い等とかでも使い、余ったら捨てて帰るだけ(単なる水だからその辺に撒いたところで全く問題なし)なので、様々な局面で重宝している。
フィールドによっては車までが遠く、更にコンビニやら水道やらがあるところまでまた遠いなんてところもあったので、一旦フィールド入りしたらその場で全て自活出来る様にしておく、というのは軽視出来ない課題であったのだ。
とはいえ、水は1リットルで1kgと結構な重さになる。鍛錬としては良いがやっぱりゲーム装備だけでも重いんだから少しでも軽くしたいという気持ちも良くわかるので、この点からも完備された貸しフィールドはその恩恵を身にしみて感じる。
夏場に冷たい水で顔が洗える(持参するとどうしてもぬるくなっちゃう)なんて、ブルジョアだなーと。

とはいえ、使用料は大体が1日¥2500ー¥3000と、可処分所得の少ない我々には少なからず痛手なのがデメリットではある。だって、3ー4回行ったら¥1万だよ。或いはその立地から交通費も結構かかる為、1回の出撃で総額¥5千ー¥6千になってしまうというのが痛い。普段のゲームだとその半分で済むからね。
近くて安いところがあると良いのだが、そうすると採算的に成り立たないのだろう。或いはゲーマーが大挙して海開きの海岸状態でまともなゲームにならないとか(実は1箇所、それに近いところを知っている。たまに行くけどその特殊な環境に合わせた戦い方をしないといけない)。

まあ諸々あるにせよ、費用的な部分以外ではサバゲをする環境は以前より整いつつある、と思う。
そうなるとあとは、「入れ物(フィールド)」だけでなく「中身(チーム運営)」だね。
そこで活動するチーム自体が支配的・高圧的だったり、ゾンビ集団だったり或いは説教マニア(いや、薀蓄マニアというべきか。どうしても自分達が良いと思っている物や意見を押し付けてくる奴)では全く台無しだ。

我が軍の運営コンセプトについては、またいずれ1章を設けて思うところを書いてみたいと思っているが、これまでの経験からそういう連中を反面教師として独善的に陥らない様注意している事は勿論、活動回数・エリア・付帯活動(厨房部とか装備品自作とか)・幅広さ、いずれも引けはとらないと自負している。
「こういう事してみたい」に柔軟に対応出来る稀有の集団、チーム選びの際には是非、福利の充実した人参解放軍を!

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