前回は某映画タイトル的なテーマでフィールドについて思うところを述べてみたが、その際にちょっと触れた女性ゲーマーについてその他を今回はもうちょっと掘り下げ、チームメンバーへの配慮という点から見ていきたい。

なにぶん趣味の領域がガンオタ・ミリオタ嗜好に寄る事から、絶対数として男性社会(人数比的な意味で)の傾向が見られるが、何も限定している訳じゃあない。寧ろ野郎ばかり所帯なので女性の参加者を渇望してる。容姿・年齢問わず志願者は大歓迎だろう。ま、それは正直言って我が軍でも同じだけどね。

ただ、おいでおいでと言うばかりでちゃんと配慮が出来ていないところも多々見受けられ、その点が心配だ。
「好きで来たんだからこっちのルールに合わせろ」っつう事で放ったらかしでは、折角興味を持って来てくれた女兵志願者のわくわく感を削いでしまう。そんなのが理由で参加しづらくなってしまうとしたら残念だ。
前に書いたトイレ問題なんかその一例だが、イロイロと男には気付かない苦労があるという話を聞いており私も人参軍運営の参考にしている。
まあその点、有料フィールドならトイレや着替えスペースは大抵完備だから、勝手に使って、で何とかなるけど、それは設備に助けられているだけであって運営としての心得があるかどうかとはまた別だ。
それは最近の社会的傾向とも相俟って来る事だが、少数派とか弱者に配慮出来る事が「健全なお遊び集団」として存続する為に必要であり、我々はネタやったりバカやったりしているがこの点はしっかりと押さえて行きたいと思っている。
以前にも挙げた安全性への配慮だが、かつて「(軍装に影響するから)フェイスガード禁止」をレギュレーションで定めたチームがいた。
私の意見?「そんなのチームとして存在する資格ナシ!」
ウチはフェイスガード使用を強く推奨している。何故「推奨」レベルかというと、個人の判断で「近距離で被弾して唇切っても歯を折っても構わないから使いたくない」というなら強制しない事にしているからだ。(ま、幾ら「目が潰れてもかまわないから」と言われてもゴーグル無しでのゲーム参加は絶対許さないけどね)

安全は自己責任が建前だけど、わかってやっているなら仕方がないが知らなくてファッションで「無い方が良い」なんて思っているんだったらどういう危険性があるかを一通り説明して、その上で判断してもらう様にしている。
だって、知らない事は判断しろって言われても無理だよね。それで後になって実はこうでした、って言われてもなー。
「金が無いから買えない」という人には以前安く調達していたのを分けたり、自作した物を贈呈したりもした。
だから、私はそういう、都合の悪いところだけ「自己責任」を持ち出して逃げる奴も許せない。チームメンバーを守ってやれなくてリーダー面するな、と。
私の考えるサバゲチームのリーダーは、須らく世話焼きであるべきと思っている。無給手弁当な上に時には自腹負担で、皆が楽しく遊べる様にいろいろ計画したり調整したり、目を配ったりあげられる事がその主な執務である。
まさしく「人民に奉仕せよ」なのだ。

勿論、今お付き合いのあるところでそんな酷いチームはいないので我が軍同志が心配する事はないのだが、他所の書き込みとか見ていると時々気になる物が散見されるので、我が拙文を目にされた読者諸氏の参考になればと思った次第である。

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