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先日のゲームで我がチームのメンバー、カタヤンによる衝撃のデビューを飾ったARROW DYNAMICSのZB-26。
VIVA ARMSのは比較的あちこちで見かけており、何を隠そうPV撮ったのもそれなのだが、金額も去ることながらマガジン問題なども聞いており、逡巡していたところARROW DYNAMICSからも別のモデルが発売され、カタヤンが配備したのはこのタイプとなる。
こちらは価格も無理すれば何とかなりそうな勢い、しかもエチ○ヤで特別セール中と聞き、「奇貨おくべし」とばかりレイテ沖海戦の連合艦隊よろしく、なけなしのへそくりかき集めてエ○ゴヤへと向かったのであった。

店についてみると、MP41も割引で5万をちょい切る価格で出ている。
レトロな木スト感がカッコ良い。
それに、取り回しとか使い勝手はこっちだよなー。
カケルのM3とコンビで有料フィールド荒らししてみたい気もする。
だが、我が掌中にはMP40も既に有るし、ベ式ならまだしもMP41は欲しいには欲しいがそんなに思い入れがある訳でもない。
一方、ZB26は昔から欲しかった。フルスクラッチで作ろうとG3やジャンクでM60の2脚やらを買い集めていた位で、それがファクトリーメイドで手に入るならそれに越したことはないのは勿論である。

しばらくMP41を眺めたあと、意を決して店員を呼ぶ。
「ZB26を頂きたい」
「えっ・・・あっ、ブルーノですか。どうします、一度お手にとってみますか?」
「それには及ばぬ」
「では、直ちにお持ちします」

で、ややあって倉庫から出てきたので外観チェック。カタヤンのが1日ゲームが終わってみてみたらストックにひびが入っていたなんてのもあったので、念のため木部パーツの不具合がないかを確認。
すると、ストックエンドがすぐ外れてしまう不具合を発見。バッテリーをここから入れるので開け閉め出来る様になっているのだが、閉めた後のロックが全然効かないのだ。
すぐに別のを出してもらい、こっちはストックエンドも問題ないことを確認。
2丁とも木部の塗りが雑なのだがまあここは支那クオリティだからやむなし(まあ自分で塗り直しも出来るし)。
その他、ネジが外れてるとかパーツ欠損とか木部が割れてるとかも念のため一通り確認し、問題ないので決め。

かくしてZBは我がミタカ大本営の護りに着く事となった。

さて、先日のゲーム時にもいじらせてもらってはいるのだが、改めて見ていくと実銃のZB26とは以下のような差がある事が気になった。
ただ、その後調べていたらZB26後期モデルは変更が云々という記述が見つかり、もしやと思いその改良型のZB30を調べたら、ほとんどがこのARROWのと同じだった。
だからZB26の後期又はZB30をモデル化したのだろうとして、一応上げた拳は降ろす事にする。

ZB26との相違点:
・フロントサイト
 実銃は半円形のカバーが付くのだが、コレは左右から張り出しがあるだけのAKみたいな整形。
ただし、ZB30は旧日本軍の小銃みたいな左右張り出し型のフロントサイトガードなので、これを模したと考えれば(それでも形が違うけど・・・)まあ我慢出来なくもない。
拘ると、フロントサイト・サイトガードともアリミゾはめ込み式で左右調整や外して交換とかが出来るのだが、このモデルは一体成形で調整機構は一切なし。
ただしその分しっかりした作りなので、ぶつけて破損しやすい箇所だけに壊れにくい・部品なくさないのは良いかも知れない。

・2脚周り
曲げた状態・延ばした状態で固定出来ないのは気になるけど、それ以外は及第点。2脚の合わせた時のロックパーツについて「こんなの有ったっけ?」と思っていたら、これもZB30で採用された形だった。

・ガスポート(&フロントサイトも)
メッキか吹き付け塗装のシルバー。ここも試作銃みたいで違和感あったのだが、ZB26後期からこうなったとかで(今回ZB30を調べる気になったきっかけ点)、ZB30は確かにコイツと同様にフロントサイトまでシルバーになっている。
たぶん実銃はアルミ素材なんだろう。
まあ、銀色なのはわかったけど、やはりエアガンのこれは派手すぎ。そのうち軽く表面にグレー塗装でも吹いてやろうかとは思っている。

・後部スリング装着部
銃床に直接Dリングみたいな金具が付いているのが実銃だが、コイツは穴の開いた円筒が突き出している。
これもZB30が同じ形を採っていて、だからZB26と30ではスリング金具が違うんだそうだ。

・コッキングハンドル
実銃だと三八式の操棹ハンドルみたいなのが折り畳める様になっているのだが、コイツは小さくてローレットが刻まれている。
このパーツもまんまZB30と同型だった。
エアガン的には不要なパーツだから、本当は折りたたみ式の実銃タイプだと引っかけて折ったりという不安が無くてありがたかったのだが・・・

・リアサイト調整ダイヤル
インスタントコーヒーの瓶の蓋みたいなダイヤルを回して、標的との距離に応じリアサイトを上下させるのだが、実銃はダイヤル基部に数字の記載があり、またノブの根本もカバーみたいなのが張り出していて、一部だけ窓が開いておりセットした数字が見えるようになっているのだが、コイツは数字の表示もダイヤル根本のカバーもなく、くるくる回して上下させるだけ。
ただし、数字記載がある箇所は成形はされているので、自分で打刻でもするかなあ。

・キャリングハンドルのロック
これは省略しちゃいけないだろ!と思うのだがオミットされていた。
おかげで銃を持つ時はハンドルが縦一直線になってしまう。
ちょっとこれだけは頂けないネエ。
可動式でのロックが無理なら曲がった状態の固定でも良かったのに。

また、先行するVIVA ARMSとの相違点はというと・・・
・上記の実銃との差がほとんど当てはまる。
それに加えて、
・バットストック(バッテリー蓋)はVIVAがネジ止め。ARROWのは肩当てパーツがロックになっているワンタッチ式。
簡単なのはこっちだが、早々開け閉めするパーツでもないし、欠落の不安を考えるとVIVAのねじ止めの方が良かったかも。

・バレル取り外しが、VIVAはイモネジ止めされているがこいつはレバー操作だけで外せる。
ただし長いインナーバレルはそのまま残るので、前方に引き抜かないといけないがその際にガスポートに引っかかるのでガスポートも少し外さないといけないという曰く付き。
実用性としてはあんまり意味ないギミックなのだが、でもワンタッチ着脱を再現って心意気、嫌いではないぞ!
ま、その成為で一度、レバーが何かに引っかかって外れていたのを知らずにハンドルで銃を持ち上げようとしてアウターバレルだけ抜けてしまい本体以下を落っことしてしまうという(しかも下はコンクリで、ぶつけた場所が傷だらけに・・・)失態をやらかしてしまったが。

・マガジンはVIVAのがM14ベースの物なのに対し、こちらはフルサイズ。
大きくてBOXYな感じが、再現性満点!
ただ、面倒くさいのは多弾数マガジンなのだが巻き上げは別途ゼンマイハンドルを差し込んで行わなければいけない事。
一度、試射に持ち出した際にこのハンドルを忘れるという失態を・・・
それに無くしたらアウトだしね。
なんとか改造して紐巻き上げとかにしたいところではある。
ま、当面は頑張って「まきます」。

その他の印象:
初速を計ってみたところ、81m/sー89m/sとバラツいた。
ただし上と下はたまに出る程度で、平均とったら84m/s位。
弾道は悪くない感じ。比較的まっすぐ飛んでいく。
ただし集弾性については、この日は風が強くちょっと判定不能だった。
とはいえ、8m/sの初速差異を考えると、結構バラけるんじゃないかと思われる。

あと、実銃だと100m単位での使用だからそんなに気にならないのだろうけど、サバゲでは実交戦距離が30mー40mと近いので、オフセットされたサイトによる狙点と着弾点の差異が気になる。
リアサイトは上下だけでなく左右も調整可能と凝った作りなのだが、それをもってしてもカバーしきれない位に右に着弾するのだ。
この辺は慣れでカバーするか、リアサイトを作り直すかが必要そうだが、まあそんなもんに頼らず着弾点みて修正しながら制圧射、ってのが軽機らしい使い方かも。

軽く1マガジン撃った限り、給弾不良も発生せず、発射サイクルも適度なので慣れれば指切りセミ撃ちも可能な感じ。
(セットには9.6Vバッテリーが付属するが、通常の8.4Vを繋いで試射している成為もあったのかも知れない)

外見は総金属製で折れたり曲がったりしそうなプラパーツも特に見あたらないので、これからぼちぼち内部構造見ていくが、うまくすると実銃通りの「無故障機関銃」となり得るかも?

さあ、あなたも「まきませんか」?

人参解放軍公式HP「人参日報」
http://hw001.wh.qit.ne.jp/broomhandle

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