昨年最後の出撃は、サバゲではなくゲーム関連のフリマ大会だった。
とはいえ、長きに渡りお世話になった場所の閉鎖という一つの節目だったので、我々も全力で参加をした訳だが、ここで悩んだのが引き時の見込みである。
一応14時頃までやっているとは聞いていた。
しかし、以前同様のイベント時には昼前には大半の参加者が帰宅の途に着いたという事もあり、我々は昼食の用意をして時間ギリギリまで臨むか、または暖かい飲み物を提供するだけとし昼食前に撤収するか、その判断に心を砕いた。

気候がどうか、天候がどうか等、理屈じゃない・予報だけでは見えてこない要素ってのがこういった時に重要なファクターになってくる。
一つの例が、同じ気温でも風力風向・湿度晴曇によって体感は変わってくるからだ。

まあ今回は沸かす水やらお茶やらをどの程度用意するか、我々の引き際をどこに置くか(すごい寒かったら、如何に用意していていも昼を待たず撤退という事もあるので)、の判断となった。
結果的には大正解で、過不足なしの提供を実施し良い時間に撤収も出来たのだが、それもひとえに普段のゲームでも我々は盛夏でも厳冬でもゲームあるなら通年出撃しているので、そういった気候への配慮と同様、判断を行うことに慣れていたからである。

前にも、「単に集まってテッポー撃ってるだけの遊び」ではなくて、「総合アウトドア」だと言った事があるが、それはこの所以だ。
観天望気とそれに合った準備、これを怠っては通年の活動は難しいだろう。
特に最近は、昔ほど冬は寒くなくなったが夏は例年猛暑だからオヤツのかき氷や冷たい昼飯なんかが重要だ。といって氷の準備等事前に手配が必要な事もあるから「んじゃ明日」といきなり始める訳にはいかない。
(氷を買うという手もあるが、なるべく安く提供したいので)

この時期だと暖かくて腹にたまって、なおかつ風邪が流行ってたらネギとか生姜とかを使う料理にしたりと、昼飯のメニューにも配慮をしている。

こういった時の考え方の基本は、「その時、どうされたら嬉しいか?」である。

寒いと言ってもレベルはいろいろだ。
温食といっても、どの程度まで強力に暖かい物が欲しいか、単なるラーメン程度じゃあ食べてる時は良いがすぐに寒さが身に凍みて来るという時もある。

その辺の見極めは、想定される事を全て考え、その上で「体で感じる」感覚が全てだ。

そういう時には、かつてのキャンプや登山といった自然の中で過ごした経験が様々に役に立っている。
都市部にいると鈍りがちな、四季の移り変わりとそれによる環境の変化も、1人山の中に放り出されたならば誰でも存分に「感じる」事が出来るだろう。

我輩はガスガン使いなので、低温環境への反応は特に敏感なのかも知れないが・・・

暑いからサバゲやらない、寒いからやらないって人もいるが、我々の場合はそれを嫌なものとして忌避するのではなく、それに見合った十分な準備をして臨む事が実現できているからこそ、寒さ暑さの状況変化も環境設定の1つとして楽しみながらのゲームが、メンバー達と分かち合えているのである。

人参解放軍公式HP「人参日報」
http://hw001.wh.qit.ne.jp/broomhandle

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