梅雨も明けた先日、回収後の試験導入をした様子を記したが、ようやく軽機の運用に適した地への出撃を先週果たし、その性能を存分に発揮する事に成功した。

比較的視界が開け遮蔽物も適度に点在・・・となると有料フィールドだよなあ、と思っていたのだが、先週Ash Rockフィールド定例戦に参戦し、ここでもまたいろいろと試してみた。

前回は40mが限度だったので、更なる長距離レンジでの試射をと思っていたのだがここは裕に40mを越えるターゲットがあり、しかも大きさも適度に小さい。
当然ながら40mと書かれたターゲットの更に向こうにある的を目標に、ZB26が火を噴く!
今日もまたHOP調整が必要だったが、きちんと合わせたら50m近くまで照準通りバッチリ。せっかくの上下調節機構(大きいダイヤルを回してリアサイトを上下させ、モーゼルのタンジェントサイトみたいに銃を傾けた状態での照準が可能)もほとんどいじる必要なし。

で、前回はあまり差がわからなかった弾の差だが、今回ははっきりと違いが出た。
並の(というより格安の)バイオ弾では「ほぼその辺に飛んでいって、1連射すれば当たる」だったのが、プレシジョンバイオにしたら1発づつかなりの精度で命中させられる。
セミでも使える機関銃とはまるで旧日本軍もかくやのゴキゲンな仕上がりである。
ちなみに、初速測ってもらったら92ー94m/s出ていた。
いじる前は80台がやっと、90台は出たことがなかったんだが。
バリ取ったりしてる内に気密も取れて向上したのだろう。
ピンポイントの制圧力と550発の発射数は機関銃の実力を発揮するにふさわしい実力と言えよう。
この日もHOP調整が甘いのか敵の射程外だった位置から試しに撃ってみたら1撃ヒット取れたなんて事があったし、敵と真っ正面から撃ち合いになったが断続的な射撃で完全に動きを封じ、その間に同志金子がするすると前進なんて1幕も。
味方の援護が出来てこその支援火器だからね。

実銃通りの無故障機関銃と言いたいところだが、射撃の振動か各部ネジが緩みやすいのが要注意だ。
私の場合、ちょうど試射をしていた時にバレル下のガスチューブを本体に固定する大きい芋ネジが取れ、試射場を離れようとして気が付き事なきを得た事があった。
他にもストックを本体に止めているストック奥のネジも緩んできて、これは当日どうしようもなかったので帰ってから対処したがちょっと気になった部分ではある。
また、2脚の足の部分も気が付いたらガッタガタに。しかもここだけプラスネジ(他は大半が6角)。
まあ、緩みそうなところ・分解の必要ないところはネジロックで固めておけば大丈夫だろう。
今回は帰宅してすぐ、一通り今回緩んでたところを対応済みである。

あと、なぜか1回だけ発射出来ない事象が発生。突然ウンともスンともいわなくなり、念のためセレクターoff→on、バッテリー交換、マガジン交換と一通りやってたら、バレルから弾ポロが数発あった後、あっけなく復旧。
チャンバー周りで引っかかったのか?とも思ったが、その後の射撃でも弾道は全然素直なまま。
ただし射撃にまつわる不調はこのⅠ回だけだった。
弾が疑わしい気がするので、次はプレシジョン弾メインでやってみようかと思う(この日、プレシジョンバイオは試し撃ち用程度の数しか持参してなかったので)。

ハイダーの形状によるのか、撃ってる本人はあまり気にならなかったが結構射撃音が迫力あるそうだ。
音で味方を鼓舞し敵を畏怖させる事が出来るならこれもまた「機関銃効果」と言えよう。
MG42とかM60と機関銃合戦をやってみたいなー。
我が手の入ったZB26、この仕上がりなら決して負けるものではないとの自負は、ある。

人参解放軍公式HP「人参日報」
http://hw001.wh.qit.ne.jp/broomhandle/

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