先日の埼玉アサルト出撃について、前回はゲームレポート的な内容中心に書いてみたが、今回はかの地で主体となるパレット・バリケードを挟んだ戦闘方法について、この日気づいた事を中心に振り返ってみたい。

通常の野外戦だとブッシュや自然の窪地等、自然界に多数存在する地形を利用出来る事から、アンブッシュは大変有効だ。

迷彩服等が何の為に必要かといえば、これらと一体になり自分の存在を敵から隠す為である。

しかし、ここアサルトの様に平坦な地形に人工建造物だけが存在するフィールドでは、迷彩はその効果が望めない。
攻撃する側からすれば、敵の存在は人工建造物だけを警戒すれば良いのできわめて単純だ。

野戦の中でほんのわずかな草木の動きやかすかな移動音を頼りに敵を探す事から比べれば遙かに簡単、故に初心者向けでもありFPSと同じノリで遊べるから敷居も低いので、単純だけどそれなりに需要はある様だ。

しかし、いざ敵を発見しても撃破はそう簡単にはいかない。
すぐに板の裏に引っ込んでしまうからだ。

先日のアサルトでもずーっと板の裏に隠れているだけで、交戦・反撃しようとしない奴を散見した。

何がしたいんだろうね。待ってても敵がいなくなる事はないのに。
こういう時どうすれば良いのかは「知香のサバゲダイアリー」の方で説明するので、ここでは触れないこととするが、攻守いずれにせよ銃も撃てず敵も見られないまま、ただ時間切れを待つだけなら存在しないのと同じだ。

拙ブログ読者にはそんな消極専守防衛論者はいないと思うので、膠着を打開しゲーム展開を流動的にしたいと志す同志向けに、こういったケースで必要なスキル・銃種等について今回の経験を元に考察してみたい。

敵はほぼ常時、遮蔽物を利用しその身体はほんの部分しか暴露しない。
大抵は射撃の時に頭と銃がチラッと見えるだけで、射撃が終わるとすぐに遮蔽物の陰に引っ込んでしまう。

こんなのを相手にする為には、どうしたら良いか。

引っ込みはするが、大抵の場合同じところから再登場するので、敵の銃撃が止んだら自分はそれと入れ替わりに頭を上げ、直前に出て来た地点を照準して待つ。
ちょっと待っていればまたそこから再登場するので、射撃しようと次に出てきたタイミングで先手を取って射撃すれば良い。

これを実現する為に必要なのが
①素早い照準
②狙ったところに弾を送り込める、精密射撃

ではないかと思う。

今回のケースでは、直前に調達したバイオ弾が湯口が見えたりBB弾ボトルに移す時に引っかかりがあるレベルの物だった為、肝心なところでフライヤーが出たりして惜しくも逃がしてしまう事が多かったのだが、頭が半分だけ出てるとか射撃の為に片腕だけ出ているというケースが多く、照準通りピンポイントに当てられれば、敵の反撃を封じ逆に討ち取る事が出来た。

今回は「弾の精度は弾数で補う」的な戦いになったので最終的に撃破したものの多数を撃ち込む事となった。
良い弾をきちんと選んでなおかつ十分な数が手配出来ていれば、また戦況は大きく変わったと思う。

また、携行弾数ではなく、敵に送り込める弾数が稼げるという点では、短時間にそれが出来るハイサイクルは有利だった。

勿論、ハイサイクルは消費量が多いぶんだけ弾切れも多くなるので、自分の隙も増えるという事を意識した上で使うのが良いだろう。
この辺、チーム単位であれば仲間のカバーを得て安心して行う事が出来る。

尚、フルオートが絶対だった訳ではない。
今回同行した同志1名はメインがボルトアクションライフルだったが、それでも1ゲーム7ー8名の戦果を出している。
この点からも、「精密射撃」の重要性がわかるだろう。

「弾は1発で良い。その代わり、必ず当てる!(五十鈴 華)」事がより重要なのである。

整理すると、「敵の隙を逃さない素早い照準」(ゲーマー)と「照準通り当てられる精密射撃」(エアーガン)の条件が揃う事が重要。
如何にこれに近づけられるか、が当日活躍できるかどうかのキモとなる事だろう。

人参解放軍公式HP「人参日報」
http://hw001.wh.qit.ne.jp/broomhandle/

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コメント 2

これ以上ありません。

ジュゼ四等准尉

ジュゼ四等准尉

お久しぶりです。

「最初の一発が当たればフルでも単射でも関係ない」とあるお方が言ってましたww

紅中兵

紅中兵

どうも。ご無沙汰してます。
うむ、全くその通りですね。
最近はハイサイやら次世代やらのオンパレードですが、初弾外したら何使ってもダメなんで、ちょっとその辺をこれも最近流行りの人口造形物だらけのフィールドの件と絡めて書いてみました。

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