メインアーム: モーゼルM712 SDバレル 6mm
戦場のホームレス
サバゲの誤った思い込みって結構ある。
こちらの読者諸君なら誰もが笑って「そんな訳あるかい!」って事なんだが、生半可な知識で語る愚か者とそれを鵜呑みにする「教えて君」達が広めてしまって、そんなもんだと思いこんだ初心者がSNSでカキコしてるのを見ると流石にホーチミンじゃなくて放置もできないという危機感を抱く。
例えば、
・スコープを付けたら命中精度が上がる
・「カスタム」ってのは万能に性能が上がる事
・パワー(初速)が高いほど命中精度が高い
・パワー(初速)が高いほど遠くへ飛ぶ
・ハイサイクルって絶対有利
・ショップカスタムは高額な程、性能が上がる
・バレルは長い方が命中精度が高い
・スコープを乗せたらスナイパー
・ハンドガンでは電動に対抗出来ない
・ギリースーツが迷彩最強
今回は、最後の奴をちょっと。
いるんだよね、時々。「これ着てれば見つからない!」なんて得意げに初心者に語ってる「見た目は狙撃兵」が。
そもそも、ギリースーツは表面の端切れやらなにやらで人や服のシルエットを崩し特定されにくくなる効果を狙ったもの。
確かにその点では効果はあるものの、ゴテゴテと付いた物を着ているのだから自分のシルエット自体は大きくなってしまう。
その分、動いている時は余計に目立つのだ。
それと、ビラビラって結構あちこち引っかかるよ。
アンブッシュに適当なブッシュに入ったは良いもののあちこち枝に引っかかっては揺らし、機動もままならなくなってる奴とか、最たるものでは自分でそのビラビラを踏んでスッ転び、銃を壊した奴も見た事がある。
着装してのゲームには、基本的な能力でもそれなりの練度が求められるものなのだ。
それに、ギリースーツの効果を求めるんだったらビラビラの色味を植生に合ったもので作らないと意味がない。
やってないと単なる緑色のムックなコスプレに終わる。
不自然な固まりが自然界にあればギリーだろうと迷彩だろうと目立つ。
(ちなみに、我が輩はこういうのを退治するの大好物だから)
しかも悪いことに、これが一種の外部装甲となり被弾しても気づかない手合いがいる。
更に、ビラビラでマーカーを隠してしまうから敵味方の判別に困ること多々あり。
で、良心的な敵が発砲を躊躇っている間に撃って「やっぱギリーって効果ある!」なんて勘違い野郎もいるから始末に負えない。
ギリー着るんだったら最後にマーカーが隠れてないか、ちゃんと確認しないと卑怯だぞ。
で、何故今回このネタかというと会社近くの駅のガード下にて、ギリーを来たゲーマーっぽいん雰囲気のホームレスを発見。
ぼろぼろの服を重ね着して着膨れしちゃってて、しかもズボンが英軍のっぽい迷彩だったのだ。
あ、これだよこれ!
以前よりギリースーツのゲーマーに言いしれない生理的な不快感を覚えており、何故だろうと思っていたがこの日ついにその理由がエウレカ!という感じである。
ということで、次に見てくれだけで中身を伴わない「なんちゃってスナイパー」を見かけたら「戦場のホームレス」と呼んでやろう。
人参解放軍公式HP「人参日報」
http://hw001.wh.qit.ne.jp/broomhandle/
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