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元々は、体験入隊者や装備のない新人用に使い勝手の良い貸出銃を用意したいというところが発端だった。

ジャンクで、最低限BB弾発射が出来るMP5の「部品」を見つけたことから、足りないパーツをまたジャンクで調達し1丁組み上げる予定だった。
しかし、MP5のフロント周りなんて単独ではそうそうあるもんじゃない。

数年探した末、他の有り物でモデルアップする事に方針変換したものの、適当な物が見つからずにいたある日、部屋を片づけていた時に以前折れて交換した後のトンプソンの首(アウターバレル)を発見。
また、実はアリイのコッキングトンプソンがストック折れてしまい折りを見て加工し付け替えようと思っていたトンプソン用のストックパーツも部屋の隅にずっと転がっている事に気付く。

これ以前にも塩ビパイプのバレルジャケット自作とか、VSR-10用ストックなんかもあるのでそれにメカユニットを組み込むとかを検討してはいたのだが、強度を保った固定が出来ないとか加工がものすごく大がかりになるとかで見送っていたのだが、実はトンプソンのパーツをベースにちょっと切ったりするとなんか妙にうまくハマる事を発見。

かくして、MP5のフレームに塩ビパイプを媒体にしてトンプソンの前後を付ける事に成功!
できあがったのがこれだ。

何となく、フランスのMAS Mle1938というSMGっぽいんだよね。

なんか当初の意図を良い方向で逸脱して、欧州のレジスタンスが使ってそうな中小国のSMGって雰囲気満点の電動長物になった。

まあその路線を行くならセレクターの表示はMP5のユニバーサルデザインを消してS・N・R(モーゼルM712式だと)とかにするんだろうけど、あくまでこれは初心者貸し出し銃だから(笑)、その辺はわかりやすい様にわざと残している。

後は、適当なパーツが見つかれば機関部後端にボルトハンドルを付けたいと思っている。
この時代のSMG(というか、「マシンピストル」の表現の方がしっくり来るかも)って、そんなデザインが多いんだよね。

MP5ベースなのはマガジン入手が簡単だし、取り回しが明らかにM4なんかより楽だからなのだが、それに加えストックがトンプソンになった事でバッテリーもラージ・ミニ両対応に出来る様になった。

実はマガジンも多弾数2本とノーマル1本が既にあり、これだけでも十分ゲーム使用可能なのだが、例えば今後より火力が欲しくなった時にはハイサイクル用のドラムマガジンを使うなど、汎用性の高さはMP5そのままなのがこの銃の強みだろう。

ノーマルで揃えて上海戦仕様にしても良いね。
ちょうど3本用MAGポーチも2つあるし。

ウチの場合はたまたまそれが有ったという事で、パーツを新規調達せずに二次戦っぽエアーガンが1丁、新たなラインアップに加わった。

プラモでいうところの「スクラッチビルド」、エアーガン版というところか。

人参解放軍公式HP「人参日報」
http://hw001.wh.qit.ne.jp/broomhandle/

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