我がチームでは2次戦系装備とか銃の好きなメンバーが多い。
PPSH-41が、誰も合わせなんかしてないのに6丁も集まったり、戦場で「弾切れだ!」「これを使え!」ってMP40のマガジンが飛び交ったりすることがしばしば。
装備系もコットン・ウールとか皮革製品が多いし、無い物は資料写真とか参考に作っちゃったりする。

そういう系は結構こだわってるんだが、フィールドでコスプレするためにサバゲをしてるんじゃなくて、プレー自体もまたガッツりとPMCだの現用米軍とかを撃破して、戦場の主導権を確保するために作戦やチームプレー(古今の戦術とか)を追求している。

とはいえ、我々は宇宙人でもトランスフォーまーでもないので毎回米帝と乳繰り合っていても面白くない。
そもそも、M4シリーズとかに対する魅力を全く感じないし、プレキャリとかもあんな無駄装備、と思っている。

どうせやるなら装備に合った敵とがっつりやりあいたい。

ただ、我々は結構許容範囲が広いのだが「所謂マニア」に入っちゃうと指摘おじさんだの●●警察だのがアヤしい幅を利かせ出して、「●年装備でその銃は云々」とかが始まっちゃうのは勘弁だ。
知らない訳じゃない。けど、今それ必要?ってのが正直な感想。

もちろん、あんまりになんちゃってなのは我々もちょっとどうかいね、とは思う。
この辺の線引きのイメージが、上手く伝わるか自信はないのだが、例えば
「日本陸軍装備です」というゲーマーがいたとして、
・靴が白のスニーカー→もうちょっとがんばろうよ。というかそれ台無し。
・地下足袋の裏が黒でない→そのくらいはがんばった方じゃないの。予算と入手の容易さとか考えたらアリでしょう。
と言う感じ。

例えば先日行った定例会で、とりあえず頭の上から足の先まで日本陸軍で一通り揃ってるんだけど、膝にタクティコゥな膝当てつけちゃってるのがいた。こういうのは「ぶち壊し」と思うのが我々の感性。
ま、その人はゲートルもちゃんと巻けてなかったから、雰囲気だけご本人が満喫できれば良いって程度のモンだったんだと思う。
ま、これは流石に我々でもNGの例ね。

更に言わせてもらうと、そもそも「とりあえずレプリカ・複製多数混ぜたけど、一応当時の装備というものは一通り小物までちゃんと揃えました」系の人ってのがいて、そういう人しか許容されないヒストリカルイベントがある。
それ自体は楽しそう(目福と思う)けど、装備が何から何までピッカピカなんだよね。使用感がないというか、生活感がないというか。
そういうのが寄せ集まって戦闘してるテイの写真みても、「ああ、コスプレの一変形ね」的な違和感が拭えない。
内地から連れて来られて(でも、本当はそれまでに演習とかで装具はくたびれてる筈)、いきなり戦場に投入された初日のことですか、的な。

だから、そこでやれ水筒の形がだの階級章の作りがだのをとやかくするのって、自分の財力誇示のためだけな感が漂っている気がして、そこに加わってやいのやいのする気には到底なれない。

むしろ上記の、ワークマンで地下足袋買いましたでも雰囲気は壊さないように努力してます、そして、「その装備を使い込んでます」の方がより本物っぽいし、そういう手錬とこそやりあいたい。

なんたって我々は約10年にわたり、お気軽ヒストリカルイベントの「上海戦でGO!」を長らく主催していたのだ。
プロモーションに失敗したのかコンセプトが時代を先行していたのか、来る人は毎回これを楽しみに装具とか火器とか専用にそろえちゃうくらい気合が入っていたのだが、その一方で参加者数は大きく増えも減りもせず、フィールド貸切してもなんとかアシが出ない程度の規模で推移していた。

これは、銃器とか装備については「その当時起こりえた可能性がある」なら全部可としていた。
1つには、物理的に物があるならあり得ない話ではない(結構、鹵獲品関係でちゃんぽんなのはいろんな国ので見ているので・・・)と思うからだし、もう1つには「ロマンがあるじゃない」ということだ。

ジョンレノンじゃないが、「想像してごらん」、何かのツテでフェデロフを手にした日本兵がいたら・・・
代用トンプソンでももちろんアリだけど、こういうのが例えば自作銃とかでやってる人がいて、「それソ連の銃だから間違い」とかやられても鼻白むだけだ。

そんなこんなで、おそらく当時で一番チャンポンが許される正規軍「中国国民党政府軍」は面白いと思う。
我々も、面倒くさい「指摘おじさん」との不毛な論争回避が可能な副作用もあり、装備としては結構これを模している。

少なくとも、時代を超えるってのはいくらなんでもナイな、とは思うので、2次戦装備なのにMP5とかM16持たれるのは勘弁だけど、一定の幅の時代の中では(本人に「それでやりたい!」というコンセプトとか意思があるなら)アリと思うし、またそんなメンバーを集めてのガチサバゲをやりたい。

別に我々が主催でなくても良い。
装備規程ガチガチで、結果的に着せ替え人形の集団みたいなイベントじゃなくて、寧ろその雰囲気が楽しめればいいんだよ。

そんなこと言ってると結局自分たちでやるしかないんだろうなあ。

そういやあぼちぼちフィールド主催での挙行が目に付き始めた「コッキング限定戦」、これも人参軍主催ゲームや「上海戦でGO!」では定番だったんだよね。
みんなこのためにコッキングのマガジン買い集めたりして。
でも、そのくらい楽しい。

楽しいと 思えるゲームに身を置くことの 幸せよ 再び!

人参解放軍公式HP「人参日報」
http://hw001.wh.qit.ne.jp/broomhandle/

入隊志願はこちらで受け付け中!(お問い合わせフォーム)
http://fm.sekkaku.net/mail/1394921190/

このコンテンツの公開範囲 インターネット全体
コメントを受け付ける範囲 友だちと主催/所属チーム内まで


スポンサーリンク

コメント 0

コメントはまだありません。

コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。