先日のゲーム帰りの車中で、カスタムの定義みたいな話が出たので、ここで我々の考えを整理してみたいと思う。
そもそも、「カスタム」ってのは基本、何かを犠牲にして何かを得る行為だ。

・ハイサイ→パワーダウン、電力消費増大
・初速アップ(スプリング交換など)→耐久性の低下

のように。

最たるものが「流速カスタム」。
銃の(正確にはパーツの)命、削ってるよ!

ガスガンならガス流量を増やすことでパワーアップが図れるので、やり方次第では耐久性に影響しないのはあるかも知れないが、電動の場合は全てが死への近道だ。

ただし、唯一の例外あり。
それは、「気密取り」。

でもこれは、手間がかかるし目に見えて何か部品を替えたりするわけじゃないので、手間賃が取り難いからショップではなかなか(というか、ほぼ確実に)やらない。
そんなメニューも用意しない。

でも、この効果がどんなものか・・・
我がチームのメンバーで昔、マルイ電動で何1つ箱出しノーマルの状態から部品を換えず、気密取りだけを徹底してやっていって、130m/s出したのがいる。
(これは規制前の話。かつ、当時でも我がチームのレギュレーションは「100m/s未満」と定めていたので、この当人にはスプリングカットしてきちんとレギュレーション内の初速にしてもらった)

まあ、ノーマルを更にスプリングカットしたら・・・パーツ各部にかかる負担は軽減されるから、故障とかパーツ磨耗とかはノーマル以上に発生しなくなるよね。
性能向上だけでなく、寿命も延びる。
ただ、これは普通「カスタム」とは呼ばない。
「チューンアップ」の類である(当人もそう呼んでいた)。

そんなこんなで、カスタムをやってみようという有志にその心得2か条を伝えよう。

【心得その1:・自分でカスタム(というか、銃弄る行為全部)するなら、必ず弾速計も所持すること】
 これはカスタムパーツの一部と思って投資すべし。
 →単なる初速オーバーの確認だけでなく、初速のバラつきとかを知ることもできる。
 高い初速が出ることよりも初速の平均のバラつきが少ない方が良い仕上がり(そして、命中精度も高い)なのだ。
 それと、弾速計にもクセがある。同じ銃・同じ条件でも高めに出る・低めに出るなんてあるから、フィールドに持ち込んで「家の弾速計ではギリギリ99m/sだったんだ!」って大騒ぎしても、フィールドの弾速計で1回でも初速超過したらどこでも使用禁止だからね。(場合によっては警察沙汰なことをお忘れなく)
だいたい、初速上限ギリギリの調整なんてのはできないから。それはたまたま測った時に超えなかっただけ。必ずいつかどっかで超過してお縄になるので、覚悟しぃや。(そういうの、何度も見てる)

【心得その2:・カスタム銃を持ち出す時は、必ずノーマル銃をバックアップとして用意すること】
 ※サイドアームで終日戦う覚悟があるならそれでも可。
→何故か?
自分でやったものだろうと、ショップのカスタムだろうと、必ずといって良い程、一度バラした銃ってトラブルが起きる。
そんな時に「ゲーム休んで分解します」ってのは周囲(特に同じチームというかグループの人)に迷惑だから。

そもそも、「マトモなメカニックならフィールドでメカボ開けるようなカスタムは恥」の認識だ。

これ、我輩の銃の師匠ほか複数人から、同じ意味の言葉を聞いたことがある。

セーフティでカチャカチャやってるのは、一見カッコよさそうな印象だが、実態はその程度のレベルってことだ。
先のチューンしたメカニックじゃないが、一旦組み上げたらその後は当分分解する必要ないように仕上げるってこと。
「良く行く者は轍跡無し」というように、本当に上手いメカニックはどこを弄ったのかわからないくらい綺麗かつ丁寧に仕上げる。
だから、言われないとわからない。

でも、本当に(戦場で)怖いのはこういう手合いだし、こういう手の入った銃だ。
自分がそのレベルじゃないと思ったら、ネットの能書き鵜呑みにして変な加工するより、ノーマルのままで性能分しっかり活かせるプレーを目指した方がいい。

人参解放軍公式HP「人参日報」
http://hw001.wh.qit.ne.jp/broomhandle/

お問い合わせ・入隊志願はこちらで受け付け中!(webフォーム)
http://fm.sekkaku.net/mail/1394921190/

youtubeで各種動画公開中!チャンネル登録はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCeFB6oMuu_kOgE_rzypB1aw

このコンテンツの公開範囲 インターネット全体
コメントを受け付ける範囲 友だちと主催/所属チーム内まで


スポンサーリンク

コメント 0

コメントはまだありません。

コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。