メインアーム: モーゼルM712 SDバレル 6mm
吹き戻さない銃の復権
ウチのメンバーがマルイのLCPを持ってきたので、ただ弄るだけではもったいないと思い我がチームファンの方々とも共有すべく、簡単ながら動画で紹介させてもらった。
確かにこの大きさでの性能としては、結構いいと思う。
バックアップとしてのサイズだが、使い方さえ欲張らなければサイドアームとして全然充分だと思う。
ただ、「よし、買い!」とならない点が2つある。
1つは、値段だ。
秋葉原で何件かショップを回って市場調査してみた。
安い方でいうと、実売6千円ってところ。予備マガジンが2千円くらいだった。
固定ガスガンとしてみると、SⅡSの固定ガス系が実売4千円くらいであるから、ついそれを念頭に考えるとブローバックのギミックがない本当にサバゲ用のテッポーでしかもメインで使う物じゃないってところでこの値段はどうか。
ちょっと抵抗あるね。
我輩は現在のサイドアームとしては、コッキングのガバメント或いはトカレフ(トイスター製)なので、この辺が当時2千円台だったから、このくらいなら「たまに使う程度の予備銃」としては許容範囲かな、と思う。
でも、今はマルイのコッキングでも3500円(定価)なんだね。
そう考えると、倍の値段でガスガンだからリーズナブルと言えなくもないのか。
ただただ、ここでまたなんだがマルシンのモナカシリーズ(最終的には「シークレットウエポンシリーズ」って言ったのかな)、要は左右張り合わせの固定ガスシリーズだが、これが当時3千円台でいろんな種類が出てた。
性能は個体差が激しく、アタリだと全然ゲームで使えるジャン!なんだがハズレだとHOP調整がピーキー過ぎて効かないか激しく上に上がるか、みたいな落差があり、人によって評価がかなり分かれることとなっていた。
とはいえ、たまにしか使わないレベルでかつトリガー引くだけで撃てるガスガンがこの価格ってのは結構利用価値あったんだよね。
なんのかんので幾つか愛用していたし、今でも可動状態で所持しているので。
そんなわけで、このくらいの価格帯だったら「まあ、オレは使わないけど貸し銃に良いか」ってことで買ってたかも知れない。
で、2点目の理由がこのマルシンのモナカシリーズにも大いに影響がある。
それは、モデルのラインナップだ。
幾つか持ってるのがあると先ほど言った。それはこれである。
・コルト25ポケット
・ブローニングM1910
・モーゼルHSC
モナカシリーズは他にもいろいろあったんだけど、この3丁はどれも好き、なんだよね。
特にブローニングM1910、これは別格。
なんたって「第一次大戦を始めた銃」だから。
このスマートな外観がとてもカッコ良い。天才ブローニングの設計の妙ここにあり、って感じだ。
可動・故障中含めて今、4丁持っている。
余談ながら、故障はチャンバーの破損で先日マルシンに部品取り寄せをしようと打診したら「とっくの昔に生産終わっててパーツなんか無いよ」という回答だった。
非常に遺憾である。
今だから3Dプリンタで製造できるなら是非製作して動くようにしてやりたいと思っている。
コルト25ポケットなんかは、マルイの新固定ガスミニと充分張り合えるサイズ感だ。
トリガープルが鬼重いんだけど、でもどっちが良いって言われたらコルト取っちゃうなあー。
よく言う「これを肴に酒が飲める」銃なんだよ、マルシンモナカシリーズのラインナップって。
だからブローニングM1910が4丁あるんだもん(全部色が違う)。
マルイの殊更に2次戦銃を避けるという姿勢が、どうにもせっかく良い物(性能的に)出してるのに購買意欲が湧かないという主な理由。
いや、LCPの価格でもブローニングM1910だったら2丁買ってるよ速攻で。
予備マガジンも3本は堅いね。
インドアゲームだったらこれだけで行っちゃうかも知れない。
固定ガスだから、ブローバックみたいな複雑なメカも不要だしガワもモナカでいいんだから本当はいろんなモデルが出せる筈、なんだよね(だってマルシンのモナカがそうだったんだから)。
どっかのサードパーティーのキットで、ブローニングM1900(伊藤博文暗殺の銃)とか、どうせブローバックしないんだからブロー・フォワードな日野式自働拳銃とか出してくれたら我輩もマルイコンパクトのオーナーになることは間違いない。
そういう、マニア心の血が騒ぐモデルが今後どっかから出ることに期待したい。
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