早いもので、先日1回目の接種状況を記したと思ったらもう2回目の時機到来となり、先週金曜に接種を受けてきた。

まあ巷の情報によると、曰く「1回目より2回目がキツく出る」「1回目出なくても2回目出る」「日本で自衛隊員を対象にした調査では2回目接種後に発熱出たのが8割」とかいう前情報があり、もう2日くらいは寝込む覚悟で接種に臨んだ。

ちなみに、接種は金曜だがその前の月曜から断酒、夜もなるべく早く寝る(といっても日付変わっちゃってること多し)ことを心がけ、あと実際には買わなかったけど効果のある解熱剤を調べた(カロナール)。買うつもりだったんだけど当日忙しくて忘れちゃったんだよなー。
そんなこんなで2回目接種から今日までの様子を追ってみよう。

【接種当日】
職域接種だったので場所は前と同じ。
ただ、今回は並んでる列のすぐ後ろの奴が(職場の仲間と来てるらしく)鼻マスクで終始大声で仕事の話をずっとしているのが気になった。
職場内とはいえ、ってのもあるし、オマエ何しに来てるかわかってる?ってのもあり、でだ。
まあ、コイツは列の折り返しで知ってる顔を見ると列はみ出してまで「よっ!来てたんだ!ごにょごにょ」とまたそいつ巻き込んで大声でやってたので、単に一緒に来たのが仲良しということだけでもないようだ。

まあ、どこにも民度の低い奴はいるってことで。

だいたい手順は前回と一緒だが、今回は最初の問診ブースが6口あるのに対応者が4人しかおらず、その所為か行列が捌けず、長く出来ていた(その所為で上記の輩も非常に目立ったわけだが)。
1回目は問診まで5分もかからなかったが、今回は15分以上行列をだらだら移動して、ようやく問診。
前回副作用出たよって書いておいたんだけど、特に確認も注意もなく打つ方へ案内。

今回も、はいはい前に打った腕だして、アルコールでアレルギー無いよね、じゃいくよーって感じで、触ってるだけみたいな全然傷みの無い接種だった。
ホントに打った?って思ったくらい。
でも、出血止める奴を後で剥がしたらちゃんと血の出た跡はあったので、間違いなく接種は行われたようだ。

接種後はまた書類手続きがあって、今回も15分の経過観察後、勝手に帰れってやつで、その時間中には特に何もなし。

前回はせっかく会社に来たからってんで期限切迫で配ってた備蓄品の保存水を8本(2リットルの奴)持ち帰ったため、結構しんどかったが、今回は大事をとって(きつい運動の回避)、それもせず。

とにかく「しんどいこと」は極力回避に徹した。
帰宅して夜は早めに寝たが、打った腕の痛さや痛い範囲は1回目よりも全然小さい。
当日夜はちょっと身体が火照る感があり、夜中目が覚めたがこれも前回より苦しくはなかった。

【2日目】
明けて朝。
なんとなく頭が痛い。が、これも月に1回くらいそういう日があるので体調の所為なのかワクチンによるものなのか、はたまた台風接近していたので低気圧によるものなのか不明。
まあ、定期的な偏頭痛レベルなので時々ビシッと傷みが走るけどまあ我慢できる程度だった。
それより気になったのが、1回目だと打った翌日の午後(昼過ぎぐらい)からどっと倦怠感が来たことで、今度も同様になるのかと思い外出とか控えて家でゴロゴロしてた。
結局、ちょっと何かだるいなー程度で、これも低気圧の所為かも知れないくらい日常のレベルだった。
この分だと大きい副作用はないか?とちょっと期待して、就寝。
この日の夜は身体の火照りもなく、普通に寝てられた。

【3日目】
翌日朝。
熱っぽい感じとかは、ない。
土曜終日ゴロゴロしてたから寝過ぎでだるい感はあるものの、恐れていた倦怠感も特に無い。
あと、人によっては2回目接種後に猛烈な空腹感に襲われるというのも聞いていたが、それも特になかった。
まあ、医者によると念のため1週間は激しい運動とか控えて注意せよということなので、この日も家でゴロゴロって感じで過ごしたが、そのせいあってか午後から突然熱が・・・とかいうこともなく、無事1日が終了。

今回幸いなことに連休で月曜も休みだったので、朝も遅寝して家でゴロゴロ。
夕方頃に様子みつつ買い物で近所をうろついて来たが、途中で具合が悪くなったりということもなく、最後はえいやっと麦酒飲んじゃったよ。

【4日目以降】
という訳で現在5日経過したが、これまで特に副作用らしいもののぶり返しもなく過ごしている。

職場で話を聞いた我輩の周辺の5人中5人が、老いも若きも「結構熱出た」と言ってたので、1回目からヤられた我輩は副作用不可避と思ってたが運よく20%になれたようだ。

副作用は、免疫反応が機能して起きる→だから高齢者は免疫機能低下により発生率が低い、とかいう話があるそうで、そういえば、実は前回書き忘れてたが、「免疫機能の司令塔に効く」飲料を接種前3日間くらい続けて飲んでたよ。
余計なことしたから強く出たのかも。
(決して、「実年齢以上に身体は若いから」とか言うつもりはないよ)

まあこれで、我が身体のコロナスパイクウイルス対抗防衛は整ったということらしい。
副作用で発熱が、といってもだいたい皆1日程度で治まってる(薬飲んで大丈夫だったという人もあり)なので、コロナ感染するリスクを考えたらこの安心感は何物にも変えがたいと思うけどなあ。

もたもたしていると「ワクチン接種混乱担当大臣」がまた、「もう品切れだべー。ウスノロに打つ分はないぞー」とか言い出さないとも限らないよ。

【おまけ・新型コロナ対応ワクチンの種類について】

副作用系でいろいろ調べてる時に、くだらないデマも幾つか見たので、まあたぶんワクチンの構造とかも知らず危機感煽ってるんだなーこんなの信じる奴もいるのかなー、とは思うが、このブログの読者諸君はそういうガセネタに振り回されないよう、ワクチンの種類と効果を説明してみたい。
まあ素人解釈なので、その辺はわかりやすさ優先と理解して読んで頂戴。

例として、2次戦の米軍が開戦初頭に日本軍との戦い方を自国兵士に教えようとした(対コロナ抗体の生成)、とする。

・不活性ワクチン(シノバックとか)は、捕虜にした日本兵(不活性化した生ウイルス)を使う。
なのでまず生ウイルスを手に入れて、コイツの不活性化(発症しない)をさせないといけないので効率が悪い(提供できるまで時間がかかるし、歩留まりも悪い)。
とはいえ従来、ワクチンといったらこのやり方で製造していたので、当初はワクチン完成まで数年かかると見込まれていた。

・ウイルスベクターワクチン(アストラゼネカとかジョンソン・アンド・ジョンソン、スプートニクVとか)は、フィリピン人とかのそれっぽいアジア人(アデノウイルス)に九八式軍衣(RNA)を着せて各部隊に送り込むようなものだ。
元々が日本人(コロナウイルス)じゃないんだから「大日本帝国万歳!」とか「皇軍不敗!」とか言って暴れだすことは万に一つにも無い。
ただし、元々米国人に反感を持つフィリピン人だったら予想外の反応を起こすかも知れないが。

以前に発生したコロナウイルス蔓延、2002年のSARSや2012年のMARSの頃よりワクチン開発方法として研究されていた(SARS・MARSに対する有効なワクチンは出来ていないが)ことが、今回短期間でのワクチン開発に繋がっている。

・mRNAワクチン(ファイザー・バイオンテックとかモデルナとか)は、もう人じゃなくて「日本人の人相書きと九八式軍衣の型紙」(mRNA)だけを部隊に送って、「現地で適当にそれっぽい兵隊見繕って服も縫製して、それで練習して」っていう感じ。
用意するのは図面だけで良いので、コロナウイルスの塩基情報が公開されたら設計ができるようになる(現物の入手は不要)なので、開発が短期間で行えたことが今回極めて短期間にワクチン開発が行われた理由である。

図面だけで人を送り込まないので、途中で無くなったり変質したりしないように慎重な扱い(超低温保存とか)が必要になる。
ウイルススパイクの「形だけ」体内のタンパク質で作るんだから、これがモトでコロナ感染するなんて起き得る訳がない。

だから、ワクチンでコロナ感染したなんて言ってるのが明らかにデマってわかるだろう。
「フィリピン人とか部隊で敵役にした米兵がいきなり『日本に対する愛国心』に目覚めて立ち上がる」って言ってるようなもんだからだ。

また、「ワクチン打ったら5Gで繋がる」なんてどっかの通信会社のCMみたいなデマもあったが、何をどうしたらそうなるのか全く説明になってない。
送り込んだフィリピン人は全員CIAのスパイでした。或いは人相書きと型紙通りの人を用意したらそいつは必ずCIAのスパイになる、って言ってる訳だから。

個人的には5Gに繋がるなら是非繋いで欲しい。でも我輩のスマホは4Gまでだけどね。

人参解放軍公式HP「人参日報」
http://hw001.wh.qit.ne.jp/broomhandle/

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