Forgotten WeaponsのIan McCullumとJason Clowerの対談動画(https://www.youtube.com/watch?v=pmWEbbAcggI)で、何故軍閥内戦期の中国でモーゼルがあれだけ引っ張りだこだったのかという理由を分析してたのが興味深かったので紹介してみたい。

①ハンドガンは武器禁輸の対象外だった。
 ストック付けてカービン代用=ライフル代用として使える
②ハンドガンの割には大きく、見栄えがする

に加え、Ianの説として
③クリップ装填はマガジン式よりも使い勝手が良かった(ほぼライフルと同様)

というのがあって、なるほど積極的理由からこれが良かったというのはあまりこれまで触れられてなかったけど、そうかもと思った次第。

この③をもうちょっと詳しく書き出すと、

・この時代はマガジンを何本も持って交換しながら撃ち続けるというのは一般的ではなかった。
マガジンは銃についてるだけか合って予備1本。撃ち終わったらまたマガジンに装填しなければならない。
その一方でクリップ装填なら工場出荷時にその状態で届くから、詰め替えという手間が不要でリロード・射撃継続がしやすかった、というもの。
確かに当時の革製バンダリアとか、マガジンを入れるのではなくクリップの弾丸を入れる運用だからなあ。
(おかげでサバゲでは使えないのだが)

さて、不肖我輩もモーゼルが好きだ。
何故だろうと考えてみると、上記②はあると思う。
サイズ的には小型SMGの代表格、Vz61スコーピオンと全長はほぼ同じ。
ロングマガジンを付けたら小型SMGな風格がある。

次に、レトロなデザイン。
完成は19世紀末なのに1902年代上海でも第2次大戦東部戦線でも、果ては宇宙戦争のブラスターでも似合ってしまう謎の親和性。

そして、マン・マシン・インターフェースである。
グリップとサイトが自分にはしっくりくるのが大きい。
スコーピオンだと角度が、コルトM1911だと厚みが、とかが気になってどうも馴染まない。
サイトもVノッチオープンが好きな上にタンジェント調整のメカメカしさが加わり、合わせていて楽しいというのが飽きずに使ってこれた理由かと思う。

エアーガンとしてのBB弾発射性能は、同等またはより優れているものもある(と思う)。
実はこのマルシン固定ガスモーゼル一択となるまではガス・電動などいろいろと試してみた。

その結果として、

・自分のやりたいことができる
 狙ったところに飛んでいく、どんな環境下でもとりあえず弾は出る、ガス燃費が良い、発射音が静か、等・・・

・欠点についてさほど気にならないか、カバーできる状況
 フルオートが使えない(機能がない)、トリガープルが重い、(今となっては)マガジン・パーツ入手困難・・・

というところに行き着いたので、とりあえず1丁(というか、コレと予備にコッキングガバだけ持参で参戦が標準)としてどこへでも行くし戦える。

欲を言えばモデルはM712じゃなくて初期型かスペインコピーあたりの外装にしたいんだけどね。

そんな訳で、コーンハンマーのM712使いを見かけたらたぶん我輩です。同好の士はよろしくご友誼の程。

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