愛用のストックホルスター用ハーネス(独軍式)のベルトループが最近痛みが酷く、ミシン穴から切れてきたところも生じたものだから修理が必要になってきた。
まあ、革を買ってきて自分で直すのもありではあったのだが、ミタカ大本営の近くには革製品の修理屋もあるので今回はちょっと職人の手作業を見せてもらうつもりで依頼をしてみた。
カバンや靴は数多持込みがあるんだろうけど、今回の品はちょっとその辺にあるものじゃあない。受付のご婦人も「?」が一杯な表情で、でもどう直したいか等にはきちんと相談に乗ってくれた。
一枚革よりも中に補強材を入れたくるみ革の方が丈夫になるとの事で、今回補修はその手法でお願いした。

最後の最後、帰り際に「これって、あの、何と言うのか知らないんですけど、野外で走り回ったりしてやる、そんなものに使う道具でしょうか?」と聞かれた。
うむ、バレてしまっては仕方がない。その通りですと答えるとにっこり笑って「この手の依頼は初めてです。でも、しっかりやらせて頂きますよ!」との心強い答え。

そして約2週間が経過。

修復完了との連絡を受けて受領に行った。
確かに、2枚張り合わせた物が取り付けられている。おそらくこの中には補強材が入っているのだろう。縫い穴がきっちり合っているところを見ると手縫いでやってくれた様だ。
たしかにベルトループのがっちり感は、以前とは全然違う。これならもし負荷が行くとしたら縫い糸が切れるのではないだろうか。まあその糸も太くしっかりとしており、経年劣化で痛んで切れ易くなっていたオリジナルの糸の様にあちこちから切れていく事も当分ない物と思われる。

確かに自前で直すより費用はかかったが、この仕上がりは大いに満足。
さすが「職人の技」を感じさせてもらった。これでこのハーネスはまだ10年以上使えるだろう。

人参解放軍公式HP「人参日報」
http://hw001.wh.qit.ne.jp/broomhandle

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