思うところがあったので少し

サバイバルゲームは勝ち負けを競うものではないという言い方をする人がいるが、まあそれは別にいいとおもう。
その辺は人によるし、パフォーマーもいらっしゃるし。
ただ勝つだけなら、モスカートばら撒けばいいというのも、まあ理解できる。

ところが、友人に勝つのが全てなのか、と聞かれた。
正直、意味が分らなかったといえる。全て、というより、勝つのは、勝ちに行くのは、当たり前のことだと思っていた。
パフォーマンスをメインにした人はともかく、ゲーマーは楽しむために、勝とうとしてやっていると思っていた。
だが、違うらしい。

もちろん、勝てばいいとしてプレイしていくつもりはないし(それがどんなプレイかわからないが)、楽しむことは当然だと思う。
ただ、勝ちに行かないというのは「?」ではないかと思ってしまうのだ。
ネタプレイを含めることになるだろうが、それでも皆がある程度本気でプレイしていることが前提で成り立っている、と私はずっと思っていた。
でも勝つ目的でない、勝ち負けは別にいいという考えは、これに対しどうなのだろうか。

少なくともカスタムは、格好もさることながら、いかに素早く、遠くから相手を射殺できるかを考えて行う。それは勝つという目的あってのことだ。
常に、どうやったら有利にゲームを進められるか考えてメイキングをする。これが自然な流れだと思っていた。
だが、違うのだろうか。

負けても楽しいが、やっぱり悔しい。それが「ゲーム」ではないのか?
確かに僕は性質上、勝ちにこだわるところがある。負けず嫌いなのはよくわかっている。
それが悪いと思ったことはないし、勝ちに行くことは相手への礼儀だと思っている。負けてもいい、などという態度で挑まれたら、少なくとも私なら怒るだろう。

連携もチームも、勝てるほうに導くためにどうするか、それを考えようとしていた。
極力味方を減らさず、勝つための方法を身につけようとしてきた。それは、間違いなのだろうか。
こういう人がプレイしていること自体が、問題なのだろうか?

その逆というかなんというかだが、最終的には突き詰めればゾンビしたくなるから、楽しさ優先にするんだ、とかそういう言い方をする人がいる、僕はそれも意味が分らない。
確かに勝ち負けは重要だと思っている。だが、反則行為はその時点で勝利の価値をなくすのはずだ。
そもそも、反則行為をする人がいることと、勝ち負けにこだわることの関連性は実際ないと思う。勝ちに行く人、が反則行為をするとは思わない。
たとえ相手が反則をしようとも、一切の反則をせずに勝つ。負けを認めざるをえないほど圧倒して勝てる方法を考える。
これが本当に「勝ちにこだわる」ことではないだろうか。

・・・脱線したが。
つまり、僕が友人の言わんとすることを理解できていない、という観点もあるのかもしれないと思うが、僕のサバゲへの接し方自体がおかしいのかもしれない、という疑問を呈したということで。
サバゲーにおいて目指す目的とは何か、それがよくわからなくなった、というお話なのです。

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コメント 30

るざ@仲間欲しい

るざ@仲間欲しい

せいぎ=ジャスティスさん
コメントありがとうございます。

確かにサバゲーは、個人差が大きいゲームだと思います。
何を目指すか、それは個人で考えることで、お互いの目標を尊重しながらプレイするのがベターなのでしょうね。

干渉しすぎず、邪魔しないように。 難しいことではありますが・・・

グロッキーK

グロッキーK

その辺が「サバゲ」の微妙なところですね。厳密なスポーツ競技とは言い難いですし(米国の競技化したスプレーガンとはずいぶん違います)、しかし一方で明確な勝ち負けがあり、かつコスプレ要素と、チームワーク要素と、ミリタリー要素と…諸々。だからこそ多様な楽しみ方ができて、それこそが「サバゲ」の醍醐味じゃないかと思ってます。

僕自身は、スポーツとして「勝ちに行く」7割+「自己満足の美学」3割くらいでしょうか(笑)

ただ、だからこそサバゲで他人の楽しみ方に口を出すのは無粋極まりない、数少ないタブーなのではないかと。もちろん、中には相容れない方向性もありますので(純度の高い「ゲーム派」と「コスプレ派」とか)、そうした場合はお互い相手を尊重しつつ距離を取る、ということが重要なんじゃないですかね。

アネクドート

アネクドート

こんばんは。

楽しみ方は人それぞれだと思います。
勝敗がある以上勝った方がより楽しい記憶として残るじゃないですか。
なので私は勝ちに行く事も楽しみ方の一つだと思いますよ。

前の日記を拝見して思いましたが、回りの人はるざさんと
「連携プレイ」をしたいと思っているのかも知れませんね。
勝ちに行く過程も楽しみたいと思っているのではないでしょうか。

伍拾参式ヘタレ

伍拾参式ヘタレ

こんばんは。

ゲームという形式を取る以上は、勝ちに行くのが目的でしょう。
勝利を目指すという前提の上で、銃をカスタムしたり、装備を揃えたり、戦術を考えたり連携したり、逆に縛りプレイをしたりするのを楽しむんだと思います。
そもそも戦う気がないならサバゲーは成立しませんからね。
これはサバゲーに限らず野球でもテレビゲームでも、ゲームと名のつくものすべてに共通すると思います。

戦う気がない人が味方にいると、戦っている人のカバーに回るわけでも援護射撃をするわけでもなく、ただ後ろの方に突っ立っていて、敵が見えないとかフィールドの地形が悪いとか当たらないのは銃が悪いとか言い出します。これは実体験です。
相手チームにとってはいいカモなのかもしれませんが、味方にとってはそいつの分戦う人数が減るわけですから、人為的に不利な状態を作り出されているわけですし、チーム内の雰囲気も悪くなります。これでは楽しいはずがありません。
これは本当に実体験なのですが、今はこんな人をフィールドに連れて行ってしまって、この日同じチームになった人に申し訳なかったとひどく後悔しています。

あまりにも極端すぎる例かもしれませんが、勝利という共通目標の下でその過程を楽しむために集まった人たちが行うのがゲームなわけですから、その「どうでもいい」というスタンスが場の雰囲気をぶち壊すようならば追放して然るべきではないかと考えます。
もちろん、勝敗だけに固執してルール違反をするような輩は論外です。

るざ@仲間欲しい

るざ@仲間欲しい

グロッキーKさん
確かにそうですね。何を主眼とするかは難しいところではありますが・・・
そうですね、お互いの楽しみ方に干渉しない、のが一番なのかもしれません。
私も、ロマンを求める無駄な装備をしていることがありますので純粋に勝てばいいという戦いをしてるわけではないですしねw

ローサイクルさん
すみません、思わず書きなぐってしまいましたので・・・
あまり文章を分りやすく纏めるのは得意ではないのです、申し訳ない。
ええ、ゾンビに繋がりやすいというのは理解できないわけではないです。
ですが、勝ちにこだわることはゾンビを生むんだ!みたいな言い方には首を傾げざるをえないと思うんですよ。原因の一つではあるかもしれないけど、関係ないわけじゃないけど関係ないだろって思います。

確かに超多段装填マガジン&モスカートの群隊相手では勝ち目なさそうですね。実際は側面・遮蔽・高低・遠距離射程があるから確実ではないですが、普通には負けそうにないです。
ロマンがないというか、それがベターではないプレイングであるということは理解できます。

確かに、ほかに審判のいないゲームはゴルフくらいですからね。ルールが緩いのも理解できます。
みんなでごっこ遊びしようぜ。というくらいのニュアンスなのも、わかるのです。
でもそういう中でも、勝つことを目的とせずにやるのは何か違うんじゃないか、ごっこだからこそ、ある程度の目的意識や「勝負であること」への理解が違うと、ゲームがなりたたたなくなるんじゃないか、と思っているのです。
その中でどこまで勝ちに行くか、は人によって違っていいと思います。
この件は、もっと考えながらプレイしていかないといけないな、と感じますね。
貴重なご意見、ありがとうございます。

蛇足ですが。
欲を言うなら、そういう極端なプレイングを相手にしても勝てるような戦いが出来るように、というのが私の考え方ではあります。
如何な場合でも勝つ、というのは相手が卑怯であろうが、圧倒的な強さを持っていようが、作戦その他で打ち破れるように戦う。のが勝ちを目指すプレイングだと思っています。

子供っぽい思考なのは、まあ理解しています・・・

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